真新しい CS 004 が  ファスナー部品の生産を刷新

新型 CS 004 は頭部外径 22 mm の部品を生産することが可能であり、それにより幅広いアプリケーションに 対 応できる汎 用 性 に 優 れ た 高 性 能 のソリューションとなります。生産速度が毎分最大180 個というこのヘッダーは Carlo Salvi の最高製品の 1 つであり、パフォーマンスと精度の理想的な組み合わせが非常に印象的です。

汎用性と精度：建築業界における新たな基準
この新しいマシンは、長尺部品の生産において 高い多様性を保証するだけでなく、その汎用性と精度においても際立っています。このヘッダーは正確で再現性の高い結果が得られるように設計されており、それにより高品質の製品の生産が可能となっています。CS 004 と共に、Carlo Salvi はさらに建築業界におけるキープレーヤーとなることを目指してい ま す。 こ の マ シ ン は、新 し い、よ り 長 い 長尺部品を生産することができ、直径 4.0 mm ～ 10.0 mm のワイヤーの加工も可能であり、それらの性能によって、建設業界に不可欠な部品を成形する際に効率、汎用性、品質を追求するメーカーにとって、理想的なマシンとなることは必定です。

違いを生む特長：イノベーションに焦点を当てる
CS 004 の導入は、Carlo Salvi のマシンライン ナップにいくつもの改良をもたらしています。新しいヘッダーには、パフォーマンスと信頼性をさらに向上させ、卓越した成果をもたらし、全体的な生産性にプラスの効果を与える様々なイノベーションが含まれています。

トランスファーシステム：
人間工学と生産速度がルールを再定義するCS 004 の卓越した特長の 1 つに、画期的なトラ ンスファーシステムがあります。ワークピースの長さに応じた位置決めが人間工学的に大幅に向上し、より高速になっています。カムがオペレーターの手の届く範囲にあることで、2 本のスクリューを緩めることにより、より容易にアクセスや調整を行うことができます。このイノベーションは生産工程の効率を向上させると共に、作業現場の人間工学に対する Carlo Salvi の明確な取り組みについても示しています。

モニタリング：予防のための最先端技術
新 型 CS 004 の もう 1 つ の 画 期 的 な 機 能 は、モニタリングシステムです。戦略的に配置されているセンサーがマシンの温度を常時モニタリングし、マシンの大幅なダウンタイムの原因となりうる大きなトラブルを防ぎます。また、潤滑回路にデジタル圧力スイッチを使用することにより、潤滑油の圧力をリアルタイムでモニタリングし、油圧ポンプやメカ部品のダメージを防ぐことができます。さらに、これらのすべてのデータによってインダストリー 4.0 の実現が可能となり、マシンは第 4 次産業革命の最前線に立つことになります。

環境に優しいオイルの回収
CS 004 には、偶発的な放出を防ぐためのリター ンポンプが組み込まれたまったく新しいタイプのオイルタンクも搭載されています。この環境に優しいソリューションは、フロアに油たまりができるのを防ぎ、地面への汚染の可能性を防ぎ、Carlo Salvi が持続可能性を高める道を進んでいることを示しています。

コンベアとエアフィルター：安全と効率の組み合わせ
オイル回収を伴うコンベアシステムは、確実に効率を高めるために改良されています。さらにオイルミスト集塵機が直接回収ファンネルからオイルフィルムやオイルミストを吸引し、オペレーターエリアに入り込まないように防ぎます。これは、安全な作業現場へのさらなる貢献となります。

誘導コイルの設置用に準備されたマシンフレーム
CS 004 マ シ ン フレ ー ム に は ダ イ ホ ル ダ ーと カートリッジに誘導コイルが備わっています。これにより冷間鍛造と熱間鍛造の選択が可能となっており、様々な生産要件を満たすことができます。

ワイヤーストレートニングユニット：メンテナンスへの人間工学的アプローチ
ワイヤーストレートニングユニットをマシンの外側に配置することにより、ワイヤーインフィード側でのあらゆる調整作業およびメンテナンス作業のための人間工学的なプラットフォームが実現しました。このディテールは、Carlo Salvi が CS 004 のあらゆる面において実用性と人間工学を非常に重視していることを改めて強調しています。

デビュー準備完了：2024 年 10 月、新たな時代の幕開け
Carlo Salvi は、CS 004 が 2024 年 末 に 向 けて市場デビューする予定であることを誇りをもってお知らせいたします。これは、精密部品メーカーにとって、性能、汎用性、信頼性に関して新たな基準に備える必要があることを意味します。Carlo Salvi はメーカー、ビネス関係者、業界関係者の皆様にCS 004 を知っていただきたいと思っています。CS 004 は、ファスナー部品の生産に対する私たちの認識を変えるヘッダーです。2024 年 10 月末は、Carlo Salvi にとって大きなマイルストーンとなるでしょう。なぜならその時に、この真新しいマシンが正式に世界に発表されるからです。

CS 004 は Carlo Salvi の 歴 史 に エ キ サ イティングな章を記すこととなるでしょう。それは、精密部品を生産するためのマシンの展望を再定義する革新への献身的な取り組みを示すものです。現在、マシンは順調にその途上にあり、Carlo Salvi ではすでに業界を新たな卓越性の基準へと導く準備を整えています。この新しい時代が始まるのを待ちきれません。